契約率の高い商品販売の流れとは!?

目次

5つの商品で作るべき流れ

「結局どの型の商品を作ればいいんだ?」と疑問に感じているかもしれませんね。もしあなたがビジネスを成長させたいと考えているのであれば、あなたが作るべき商品は、5つ全てになります。

5つの型は、それぞれにメリットとデメリットがあります。5つの型をすべて作成すれば、デメリットを補い合う形になり、あなたのビジネスは飛躍的に成長していくでしょう。

例えば、高額な個別対応型商品を単体で売ろうとしても、売れる可能性は限りなく低いでしょう。そこで他の型の商品を売り、サービスを提供することで、あなたを信頼を得ていきます。信頼されている状態で高額商品を提案すれば、単体で売る何倍も売れやすくなります。

つまり理想的なビジネスの流れは、低価格の商品を売って信頼を得て、高額商品の販売に繋げることになります。

ビジネスを始めてすぐに5つ全部を用意できなくても、いずれは5つの商品を作りましょう。そうすれば、常に集客をしながら成長していくビジネスモデルが作れます。
ClickFunnelsの成功事例
ここで、うまくビジネスの流れを作って成功した事例を紹介します。

ClickFunnels(クリックファネル)は、海外のマーケッターによって開発されたWebサイト作成ツールです。このツール自体は月額料金を払うことで利用できるので、継続課金型商品に該当します。

通常のビジネスであれば、1つのサービスを広告等でアピールするでしょう。しかし、クリックファネルはツール自体を宣伝せず、フロントエンド商品を宣伝したのです。

クリックファネルの販売の流れは、以下の様になります。

  • 本(フロントエンド商品)や無料オファーで、経営理念などを伝える
  • 本を購入した人にビデオ講座(メイン商品)を勧める
  • ビデオ講座を通して、クリックファネル(継続課金型商品)やセミナー(通信講座型商品)を勧める
  • クリックファネル利用者に限定クラブ(個別対応型商品)への参加を持ちかける

    要するに、低価格の商品でクリックファネルを使うように促していき、最終的には高額のクラブへ招待する流れです。

クリックファネルはこの流れを構築したことで、販売開始からわずか数年で、オンラインマーケティング業界における標準ツールと言われるまでに成長しました。

初心者が商品を売るときの順番

最初に売るべき商品

全ての型の商品を作るべきだとお伝えしましたが、商品を作る順番も重要になってきます。

特にビジネス初心者には、最初に売るべき商品の型があります。それは、個別対応型商品です。フロントエンド商品はお客様の入口になりますが、最初に作るべき商品は個別対応型商品になります。

「そんな高額な商品を初心者が売れるはずない」と思われるかもしれません。ところが、じつは低価格の商品を売るほうがビジネスとして難しくなるのです。その理由は、次の2つです。

商品をたくさん売るのは難しい
低価格商品が少し売れても生活できない

まず、商品を買ってくれるかもしれない見込み客を集めること自体が大変です。顧客のリストがあれば集客もしやすくなりますが、ビジネスを始めたばかりではそうはいきません。ツイッターでフォロワーを集めるのも時間がかかりますし、広告で狙った客層を集めるのも難しいでしょう。

そして、見込み客が集まって商品が売れたとしても、低価格の商品が1つ売れただけでは生活できないでしょう。月に何十個、何百個と商品を売らなければならず、そのためにはさらに集客しなければなりません。仮に生活できるくらい商品が売れたとしても、かなりの労力を使うことになります。

対して高額商品であれば、少しの数を売れれば利益になります。高額商品だからといって販売率が極端に落ちるわけではないので、低価格の商品ほど集客する必要はありません。さらに、高額商品は信頼関係を築きやすいため、次の商品を作れば買ってくれる可能性が高くなります。

この様に、利益を出す難しさや、次のビジネスへの繋がりやすさを考えると、高額商品から販売するのが比較的簡単だとわかるでしょう。いきなり数十万円の商品を作るのがどうしても無理であれば、安売りにならない範囲で価格を落としても構いません。動画編集やビジネスの裏方作業等、あなたのスキルに応じた商品を考えてみてください。

最初の商品には個別対応型商品を選び、お客様一人一人に価値を提供していきましょう。

次に売る商品

個別対応型商品を売り、販売実績やお客様の信頼を積み上げたら、メイン商品やフロントエンド商品を作成していくとよいでしょう。

個別対応を続けていると、お客様への対応にどうしても時間をとられます。そのままお客様が増えていくと、自分の時間が取れなくなるほど忙しくなるでしょう。

そこで、積み上げた実績や信頼をもとにメイン商品やフロントエンド商品を作成しましょう。これらの商品を作れば自動的に販売する仕組みができるので、自分の時間を使わずに利益を得られるようになります。

新しい商品を作るときは、前に作った商品からアイデアを得ると作りやすくなります。メイン商品を作るときは、個別対応していくなかで得てきたお客様の声や悩みを参考にしてください。フロントエンド商品を作るときは、メイン商品の一部を試せる形に切り抜く方法が使えます。

メイン商品がたくさん売れるようになれば、個別対応型商品を少人数向けにし、自分の時間を作れるようになります。メイン商品だけで充分な利益が得られる状態を目指してみるとよいでしょう。

最後に売りたい商品

5つの型の商品のなかで、販売するのが一番難しいのが継続課金型商品です。この型の商品は最後に販売するようにしてください。

毎月収入を得られる商品はとても魅力的に見えるでしょう。しかし、継続してサービスを利用してもらうには、長期的に利用したいと思えるコンテンツを用意しなければなりません。これは、ビジネスに慣れている人が一年以上の準備をする必要があるくらい難しいことです。

どのようなサービスを提供すればお客様が喜ぶか、ハッキリとしてから継続課金型商品を作成しましょう。他の商品を作っていくなかでお客様の声に耳を傾け続けていれば、何を作れば継続課金してもらえるかわかってくるはずです。その時こそ継続課金型商品の作成に挑戦するときなのです。

ここまでの話をまとめましょう。

 

ネットビジネスで販売する商品の型は、次の5つです。

  • フロントエンド商品
  • メイン商品
  • 通信講座型商品
  • 継続課金型商品
  • 個別対応型商品

そして、ビジネス初心者が最初に作るべき商品は個別対応型商品であり、継続課金型商品は最後に作るべき商品です。

最終的には5つの型の商品を全て作成し、フロントエンド商品から順に高額商品へと繋げていけば、あなたのビジネスを成長させやすい流れになります。

以上の話を思い出せば、あなたがビジネスをしていくなかで迷っていたとしても、進むべき道が見えてくるはずです。あなたが作るべき商品を知り、ビジネスを成長させる起点を見つけ出しましょう。

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